野菜の高値報道、実際は〇〇
毎度様です
「北海道の札幌中央卸売市場で買う」
略して
「市場で買う」の
木内商店、カズです。
１１月２０日、日曜日です
(｡・ε・｡)
今週は随分と市場の
野菜価格が
様変わりして
きました
(∴｀┏ω┓´)/
どう変わったんだ
教えてネ
(｡・ε・｡)
安値の方向に
舵をきって相場は
だいぶ
落ち着き出しました
上の写真は大根の
セリ場の様子で
大量入荷です
８月から９月の
台風や長雨を
影響とする
高値のトンネルを
やっと抜けた感じです
数日前にテレビで
この寒い中で
野菜が高くて
鍋物が
食べられないという
ニュースを見ました
一般的に
今年だけじゃなく
よく
耳にするニュースです
本日は
この件に関して
書いておきます
本当？！野菜の高値を伝えるニュース
ニュースが本当か？
嘘か？
と、言われれば本当
なんですが
私たち市場内の
人間から言わせると
今更感のあることの
ほうが多いです
今年のように野菜の
高値が長期的に
続いていた場合は
問題無いのですが
普段の高値の場合は
もう既に野菜の
価格は下げている
場合が多いです
市場内で
アナウンサーさんや
記者さん
テレビカメラとか
入って取材に
来てるけど
私どもからすると
高値を伝えるのに
いい画（え）は
撮れないよ
という感じで
しょうか…
何故、野菜価格と報道にギャップが存在するのか
それはスピード感
の問題であることが
多いです
スーパーなんかで
物の値段を見て
｢なんか野菜高い｣
と感じて
報道機関が会社として
動いて取材する
それに対して
市場では
産地或いは他の
市場から〇〇の野菜が
少ない
或いは来週から減る
等の情報で動き出し
値を上げだす
↓
実際に入荷が減って
更に該当の
野菜の価格を上げる
相場を上げた価格
市場価格を元に
スーパーでの次週や
後日の納入価格が
決まってくる
この違いがあって
報道と
野菜の相場価格に
ギャップが生まれます
じゃあ、報道はあてにならないのか？
イイエ
今年のように高値が
続くときは
上述した時差は
無いことに
なります
一般の方：
｢野菜高いよね｣
(｡・ε・｡)ﾊｲ
本当にそうですね
となります
その他
札幌中央卸売市場では
夕張メロンの初荷
これはハナから
農家からの出荷に
始まって
セリにかけられるという
報道がなされて
当日は実際の
セリ場への各社から
取材があり
速報気味の
いち早い報道
極めて正確な情報です
では報道どう読み取る？
(∴｀┏ω┓´)/ｵﾏｴﾊ
経済アナリストかっ！
(｡・ε・｡)ﾀｼｶﾆ
小見出しに焦った！！
速報は殆どが
本当で
肌で感じた高値の
報道は実際には
そうでもないことが
あるということです
興味ある人は
各市場では
水産、果物の
市況情報を発信して
います
（一般には
わざわざ調べる人は
いませんね、
スイマセン）
当ブログのように
ブログでの発信なんかも
あったりもします
当店ブログ
よろしくお願いします
まぁ、そんなこんなで
冒頭の書いた
野菜が高くて
鍋物が食べられない
というニュースですが
白菜、大根、キャベツ
共に相場価格が
かなり
下がりました
しばらくすると
スーパーなんかでの
価格も下がりますので
よろしくお願いします
漬物野菜については
かなり遅れましたが
ニシン漬けなど
やりやすい価格と
なってきましたので
こちらも
よろしくお願いします
本日は
こんなところで
しょうか…
をしてみる